東方音遊戯アレンジ作成講座Vol。01(初心者向け)2011年5月15日更新

気になる次回は未定・・・!ではなく近いうちに更新します(汗)

※注意書き
これはあくまで私の作り方です。「こんなの間違ってるぜ!オイッ!」って感じたり
効率が悪い・・・と感じたら無理に従う必要は無いと思います。
初めて作る人の為に参考になれば幸いです。



1.東方音遊戯アレンジについて

最初に東方音遊戯アレンジとはどのようなアレンジなのかを説明致しましょう。
東方音遊戯アレンジとは、東方プロジェクト上で流れるバックグラウンドの音楽をアレンジして
自作したもの(いわば東方自作アレンジ)に似た概念を持っていると考えて良いと思います。
しかし唯一東方自作アレンジと違うのは、それらの東方楽曲アレンジに加えて
音楽リズムゲーム(いわゆる音ゲー)で使われてる音楽を更にアレンジ融合し出来上がった物を言います。

平たく言えば「東方アレンジと音ゲーアレンジを混ぜたもの」ということです(回りくどくてゴメンナサイ)

東方音遊戯アレンジは比較的マッシュアップの作業と結構似てる・・・と私は考えています。
マッシュアップは予めプロのコンポーザーによって完成された曲同士をいかに上手くあわせるか
そして勿論、それらの曲を合わせる選曲センスやミックス作業も重要となってきます。
基本的に東方音遊戯アレンジも同じな訳ですが東方音遊戯アレンジは
ミックスに使用する曲を自分自らが作り、なおかつアレンジして上手く当てはめなくてはいけないと言う事です。


2.まずは題材となる音ゲー曲を選ぶ

題材となる音ゲー曲選び方ですが、基本的に音ゲー曲の中から好きな曲を選んで大丈夫だと思います。
もし下記に書いてある方法通り(手順3参照)音ゲーの耳コピ作業から始めたのなら、東方曲との相性とかは後回しでどうにかなります(オイ
でもなるべく手持ちの音源や打ち込みソフトで再現出来る様な曲を選びましょう。自分の分野が生かせるジャンルがベストです!
たとえば私を例として考えると猫叉マスターさんのようなアレンジスタイルは、音源不足や分野の問題上
仕方なく東方音遊戯の曲選びから外しております。無理にでも頑張れば再現出来なく無いとは思うのですが、出来は考えただけでもおぞましくなりそうですw

ちなみに音遊戯アレンジ曲としてのモチーフが決まっていて、この音ゲー曲と東方曲を確実に合わせたい!と考えているなら
必ず最初にその曲同士が上手く当てはめられるか一度よく考えましょう。あるいはその時は上手く当てはめられそうだ!・・と考えていても
実際作ってる途中で全く合わなかったと言う事も結構ありますので(私的経験談トラウマの一つより抜粋)
まあ作曲センスがある人はどんな曲でも合わせられるんですけどね・・・ 私も作曲勉強中の身なのでそういうセンスが欲しいです(涙)

個人的な僻みは置いといて題材となる曲が決まったら、次はいよいよ土台作り!
早速打ち込みソフトを立ち上げましょう!

3.土台作り(耳コピ作業)

音ゲー曲の題材を決めたら、東方曲よりも音ゲー曲の耳コピ作業に入ることをお勧めします。
何故最初に東方曲を耳コピしないのか?」と言うと、最初に東方曲を耳コピしてしまうと後々音ゲーっぽさを出すのが難しくなってしまうからです。
東方の曲は音源が音ゲーとは異なり、シンセの波長やベース音などが全く違うので
そのまま耳コピしてそれをアレンジしても、いわゆるテンションが上がるような音ゲーっぽさを出すのは難しいと思われます。
そこで私は最初に音ゲー曲を耳コピして、後で東方曲を耳コピして上手く当てはめていくという地味な戦法をやっております。
こうする事で音ゲーのテンションが上がるような曲調を残しつつ、東方の曲調をほんのり醸し出すことが出来るかと思われます。
ちなみに耳コピ作業を抜かしてあえて両方のアレンジを加えながら作っていく・・・という方法もありますが
私の頭の中は複数の曲を処理し、それらを綺麗に上手く当てはめる程冴えてないので地味に耳コピから始める事にしております。

これらの事を踏まえて耳コピ作業に入るわけですが、ただコードを耳コピしただけでは音ゲーっぽくはなりません。
音ゲーっぽい音圧を出すにはキックやドラム、シンセ音の選び方は勿論の事、ミックス作業も必然になっていきます。
そこで大抵いかにも音ゲー曲にありそうな、音作り例を私的に纏めてみました。

■力強いシンセ音(ノコギリ波を重ねて、分厚くしてる音が多い気がします)
■音圧のあるベースライン(低音をハッキリ聞かせてミックスしている・・・流石プロorz)
■キック、クラップ&ドラム音、オープンハット、クローズハット(ハット系は比較的一定、キックは2と4小節目でパータン変えたり色々、たまにトリル連打)
■音の盛り上がりの演出(効果音エフェクト、ドラムフィードインなど)

シンバルの演出(DJ Yoshitakaさんがよくやりますよね)
■ボイスサンプル(刻んで入れたり、伸ばしたり・・・ていうか、声ネタ再現しずらいので勘弁して下さい)

この他にも色々ありますが、とりあえずこれらの事を頭に踏まえておけば良いと思います。
今日は疲れたので記事はここまでにしておきます。Vol.2では音ゲー曲でよく使われるエフェクト効果について紹介していこうと思います


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